1971年リリースのダイアモンドREOコンベンショナルトラクターの存在はとても地味なものだが、1/25スケールの精密なセミトラクター+セミトレーラーという新しいセグメントが当時どれほど充実し、ファンに熱く迎え入れられたかを示す大切なピースのひとつだ。amtは当時、短期間でこの手のかかるラインナップをできるだけ増やすために経済的に相当な無理をしたとも伝えられ、「客足が途絶えたら終わり」の切迫感がつねに開発現場にはあったようだ。画像は2011年の再販時のもの(AMT719)。
写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、秦 正史