キットが「バン」と名乗っているのは、商用バンなのではなく、フルサイズバンをベースにポト窓などを装着してカスタマイズしたコンバージョン車両のイメージに寄せた仕様、ということになるのだろう。画像はそうしたカスタムの再現ぶりを紹介する箱側面だが、反対側の側面も同じ内容が印刷されている。驚いたことには、同じようにポト窓を装着し、ほぼ同じカラーリングを纏った車両が、実車カタログに“クルージング・ワゴン”として掲載されていた。このキットはカタログ仕様の再現なのである。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋 記事にもどる