後発で大ヒットを記録したフォード・ブロンコはファッショナブルだが、スカウトの持つ素朴な実直さとはやはり毛色が違う。そしてそうした独特の車は、農機モデルをもっぱら商品として展開するアーテルこそがキット化するにふさわしかった。スカウトは1971年型から第二世代のスカウトⅡへ移行、アーテルがキット化したのはこのスカウトⅡの1976年型および1977年型(初版が1976年型)だ。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋 記事にもどる