と、この頃はまだカスタムと言ってもおとなしいものだが、これが1978年になるとそうした家具を全部追い出して巨大なツイン・エンジンを詰め込んだドラッグバン(品番1-7822)に変貌したり、外装に火を吐くホットロッド・クーペを描いたもの(品番1-0422)が登場したり、時代に対するmpcのフラストレーションを感じさせる展開をみせるようになる。これは反対側の箱側面、ストックにも組めることがアピールされているが、ストックだけがカタログ仕様という訳でも実はなかった。それは…… 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋 記事にもどる