ハンカチは想いが込められる不思議な1枚の布。汗をぬぐったり、涙をぬぐったり、ポケットにあると、なんだか安心する。CLASSICS the Small Luxuryでは、さまざまなデザイン、素材、約300種類のハンカチーフを用意。イニシャルやお好みのモチーフの刺繍などを加え、オリジナルの1枚に仕立てることが可能。ご自分へのご褒美や大切な方へのプレゼントにしてみてはいかが?
この夏、ショーウインドーで見かけた1枚のハンカチが涼を呼んだ。時計やカメラ、自転車、ギターといった趣味のアイテムがイラストでちりばめられ、見ているだけでもワクワクする。すぐに衝動買いした。それがクラシクス・ザ・スモールラグジュアリのハンカチだ。
考えてみればハンカチは不思議なアイテムだ。日常に欠かせない実用品であり、普段は人目にさらすこともない。それでも清潔感とともに自分だけの密かなお洒落心を満たすことができ、周囲にも好感を与える身だしなみの基本である。
それに時には、涙を溜めた女性にそっと差し出すことだってできる。そんな使い途はこれまで一度もなかったけれど、そんな淡い期待だって抱かしてくれるのだ。
クラシクス・ザ・スモールラグジュアリは、1879年創業のハンカチーフの老舗、ブルーミング中西のオリジナルブランドだ。培ってきた技術やノウハウを注ぎ、2003年から独自のハンカチを手がけている。
面白いことにいま欧米では実用品としてのハンカチはほとんど持たず、紙ナプキンなどで代用するそうだ。対して日本人は手ぬぐいの文化や幼少時のしつけもあり、ハンカチを使う。そうしたなかで機能と装飾性が独自に進化しているという。
手触りや吸水性などを追求した幅広い素材に、凝った刺繍や縫製にこだわり、色や柄も多彩に展開する。季節感やシーンに合ったモチーフや、ホビーやアートを感じさせるデザインパターンをシーズン毎に発表し、収集する楽しみも味わえる。
ユニークなひっこみシリーズは、刺繍の犬が縁をくわえてつまんでしまったり、ハンカチの正方形の常識を覆す。斬新な発想とそれを実現する高い技術が一体化して初めて完成する独自のスタイルだ。
そして第3のハンカチーフというシリーズでは、従来のハンカチとタオルのいいとこ取りをする。優れた吸水性を備えながら、タオルよりも薄手でかさばらず、見た目もスマートに使える。汗っかきにもお薦めの新提案だ。
新たに手に入れた新作は、コーンの置かれたテストコースのような背景を走る1台のクルマを描く。スピードと静謐を表現したアートのようだ。クルマ好きの友人へのギフトにしても良いだろう。1枚のハンカチからそんな楽しい計画も浮かんでくる。
ただひとつ難点は、あまりにも気に入って、持っていても使うのがもったいなくなってしまうことだ。
【Items】CLASSICS the Small Luxury Handkerchief
「HIKKOM(I ひっこみ)シリーズ」動物:2,750円 物語シリーズ:3,300円
「第3のハンカチーフ」ヘンプチェック:1,650円
「ホビーシリーズ」ロード:2.200円
●問い合わせ先:CLASSICS the Small Luxury TEL︎03-5623-9171 https://classics-the-small-luxury.com/