この写真箱キットで中身をすこし見ていこう。ボディはボンネットばかりでなくフロント下部のバランスパネルも別体となるが、実車の裾部分における内側への強い巻き込み具合を考えると、これは無理からぬ処置であろう。このパーツ割りは、追って出たモノグラム1/24でも踏襲されている。キットを作ろうという場合には、フロントオーバーハング下部にできる、実車には存在しない分割線の処理が重要となる。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く) 記事にもどる