それがこれ、1973年の大ヒット映画『アメリカン・グラフィティ』から6年、続編の『モア・アメリカン・グラフィティ』(1979年)とタイアップしたキット(品番78-0671)で、ベースはスイッチャーズの'32クーペだった。スイッチャーズのキットの企画自体、こうした動きについてなんらかの情報をmpcは得ていたのか、とも邪推できるが、劇中のミルナーズ・デュースとするには少々不正確なところはありつつ、堂々たる売り上げをあげたキットである。
写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)