この写真箱の時期(1990年代半ば)のAMT製品はメキシコで生産が行われていたのだが、品質の低下が目立っていた。特にメッキパーツにはそれが顕著で、縮緬皺がよっているだけでなく、写真のように毛や埃が巻き込まれているものもある。逆に言えばこれはこの時期だけに特有のものなので、当時アメリカンカープラモに手を出して悪い印象が残った方も、違う時期(もちろん現在も含む)の製品であればこのような問題はないのであるから、安心して再挑戦してほしい。 写真:畔蒜幸雄、羽田 洋、秦 正史 記事にもどる