白/青の”黄金キャンター”
トミーテックが手掛ける1/64スケール・ミニカー、トミカリミテッド ヴィンテージNEOの、2025年5-6月の新製品から、気になるアイテムをご紹介しよう。2025年5月に、四代目・三菱ふそうキャンターの清掃車仕様が発売される予定である。
四代目キャンターは1978年に登場した小型キャブオーバー・トラックだ。それまでの三代目のイメージを受け継ぎつつも、そのルックスは直線基調の現代的なものへと進化。デビュー時のキャッチコピー「黄金の伸び足」と、イメージカラーの黄土色から、「黄金キャンター」の愛称で親しまれた。積載量は主に2.5~4トン。なお、世代のカウントのし方によって、四代目ではなく三代目とする場合もある。
豊富なギミック、付属品が嬉しい逸品
トミーテックでは2025年4月に、このキャンターをダンプトラック仕様(なんとあの、さかなクンの愛車を再現!)で発売予定で、その翌月に早くも架装を変えたバリエーション展開がなされるというかたちである。清掃車といえば、トミカリミテッド ヴィンテージでもすでに初代エルフやE2000、初代クリッパーなどで製品化しているが、今回のキャンターの架装はそれとは全く異なるもの。
大きく違うのはギミックの導入で、このキャンター清掃車ではダンプアップ、ホッパー開閉、投入口開閉と、様々なアクションが可能だ。さらに、ゴミ容器やゴミ袋、カラス2羽と作業員のフィギュアといった小物が付属。当時の路上の風景を机上に再現するのも楽しいだろう。発売となるのは白/青の清掃車仕様1種、予価7,920円(税込)。なお、写真は試作品のため実際の製品とは異なる部分もありうる点、ご注意を。