エド・ロスによるショーロッド、アウトローのレベル製キット(写真は再販版、品番85-4173)に見られるキャデラックV8。エンジンブロックは3分割だが、下部のパーツにはなんとクランクシャフトが一体モールドとなっており、上部のパーツにはシリンダー形状が彫刻されている。シリンダーヘッド側にも燃焼室のモールドがあり、バルブや組み付けボルトの孔、オイルライン等の再現もされているという、大変な凝りようだ。髭男ではなくディカプリオ似の彼がニッコニコなのも当然であろう。これこそが、レベルの持ち味であるアキュラシーなのである。
撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)