レベル製ジョン・バテラ・ストリートロッドの車体下部に覗くリアサスペンション。ドライブシャフト自体にアッパーアームを兼用させる変則的なダブルウィッシュボーン・サスペンション、インボード配置としたディスクブレーキなど、ジャグ・リアエンド(ジャガーの後車軸周りを意味するロッド用語)の特徴がハッキリと見て取れる。ジャガーのこの形式のサスペンションはEタイプで特に有名だが、初代XJサルーンにも使用され、XJSにまで受け継がれた。それだけ数が多く出回っており流用も容易ということである。
撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)