こちらの箱の側面では、シャシーの再現ぶりが大きくアピールされている。先に見た説明書の塗装指示とは違い、エンジンやプロペラシャフト(ドライブシャフト)が赤く塗られてその存在を主張。もちろん内容に変化はないので、列挙されている特徴はツーリングと同じだ。なお、蛇足ながらここで説明しておくと、クイックチェンジとはデフを分解せずにファイナルのギア比を変更できるという機構だ。アメリカのレース界では昔からポピュラーなメカニズムだが、近年では日本でもドリフト競技用車両に採用され知られるようになった。
撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)