エド・ロスのアウトローは、1960年代初頭のオートショーにおけるハーメルンの笛吹き男だった。全米のあらゆるショー会場をサーキットし、つめかけた若者たちをみな虜にして、彼らと同じ数だけレベルのキットは売れた。誇張でもなんでもないこのスマートな流れは、レベルのアウトローの出来の良さによって支えられていた。OGURA氏制作によるこの作例をみればそれは一目瞭然だろう。 撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く) 記事にもどる