ホットロッド・ショーピースのプラモデルがどこの模型売り場でも最大の売れ筋だったとき、模型メーカー各社にはそれぞれ自慢の逸品があった。モノグラムにはリル・コフィン、amtにはアラカート。レベルにはアウトローだけでなく、ツイーディー・パイやビートニク・バンディット(いずれもエド・ロス作品)もあったわけだから、これはもう帝国である。そしてこの帝国を躓かせたのが、1962年のアニュアルキットへの挑戦と挫折だった。(本連載第12回に詳しい) 撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く) 記事にもどる