本文ではまるで引退した老人のように描かれているが、アウトローのキットデザイン時にエド・ロスに付ききりで仕事をこなしたジム・キーラーは当時まだ20歳そこそこの若者だったといったら驚くだろうか。彼がレベルを退職したときはまだ20代だった。SEMAの設立宣言を書き、エド・ロスに「ビッグ・ダディー」の名を授けたレベルの重鎮、ヘンリー・ブランクフォートの秘蔵っ子だ。写真はインパネ周りだが、メーターは目盛りや針が細かくモールドされているので、作例はそれをしっかりと塗り分けて仕上げている。
撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)