下から見たところは本文内に配した写真ですでにお見せしているので、しつこい解説は不要であろう。キャデラックには戦前からV8エンジンが用意されていたが、OHVとなったのは戦後登場した1949年型からで、それより前のV8はLヘッドであった。OHV登場時の排気量は331-cidであったが、1960年代までに390-cidへと拡大されている。エド・ロスのアウトローに搭載されていたのは331で、まさに1949年型キャデラックのものだったようだ。 撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く) 記事にもどる