1970年代初頭にレベルが精力的に展開したカー(CAR)トゥーン・モデル「ディールズ・ウィールズ」シリーズ。その原案イラストを描いたデイブ・ディールについてここで掘り下げる余地は少ないが、彼のホットロッド・エンジニアリングへの深い理解が、精密主義的なレベルとは最高の好相性だったことは特筆に値する。派手に誇張されながらキットはフル・ディテール。バハ・ハンバグと付けあわせのスパゲッティー・ヘダースはこの価値を理解する者にとって最高のごちそうである。画像は2018年再販版(品番85-1739)でオリジナルとは文字の内容や配置が異なる。
撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)