箱に使用されていた完成見本の写真で、元がツイーディー・パイだと言っても違和感を覚えさせる最大の部分が、ラジエターグリルであろう。ツイーディー・パイのフロントマスクを形作っていたのはデュアルライトとデュース・グリル(上下方向を縮めるモディファイがされていた)だが、これはT型のラジエターシェルなのである。しかし、これもやはり1963年当時からエクストラ・カスタムパーツとしてセットされていた部品だ。デュース・グリルの方はこのキットではパーツ自体が省かれている。
撮影:羽田 洋、秦 正史(ご提供いただいた画像は除く)