クラス最高のドライビングダイナミクスを実現する「ジュリア クアドリフォリオ」、これまでのハッチバックの中で最高のハンドリングの「ヴェローチェ」
アルファロメオの「ジュリア クアドリフォリオ」は、毎年恒例の「シンチ・カー・オブ・ザ・イヤー・アワード」で「ベスト・パフォーマンス・カー2024」に選ばれ、シティAM誌の「ベスト・ニュー・カー・オブ・ザ・イヤー」にも選出された。
「ジュニア ヴェローチェ」は、「Southern Group of Motoring Writers (SGMW)」からも「カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、シンチの「ベスト・エレクトリック・カー」部門でも準優勝に輝いた。
SGMWは新型アルファロメオ・ジュニアにカー・オブ・ザ・イヤーの栄誉を授けた。「サザン・グループ・オブ・モータリング・ライター」のイアン・ロバートソン会長は「アルファロメオの新型ジュニアは、運転していて本当に素晴らしい。
ヴェローチェでは、ジュリア クアドリフォリオを凌ぐ最高のパフォーマンスを発揮する。それ以上に『アルファスード』を含め、アルファがこれまで作ってきたハッチバックの中で最高のハンドリングだ。アルファロメオはジュニアで、運転するのが楽しいコンパクトカーを買うことはまだ可能だということを示している」と語った。
「ジュニア ヴェローチェ」は、イタリアン・スポーティさの典型であり、アルファロメオのDNAをブランド初の電気自動車に取り入れるべく開発されたもので、4C、8C、ジュリア クアドリフォリオ、ステルヴィオ クアドリフォリオなど、ほかのアイコニックなモデルを監督した同じチームが監修した。
345Nmのトルクを発揮する280hpの電気モーターを搭載するジュニア ヴェローチェは、航続距離215マイル(WLTP)を誇り、100kWの急速充電器を使えば30分以内に20-80%まで充電することができる。トルセン製リミテッド・スリップ・ディファレンシャル、25mm低いサスペンション、アップグレードされたブレーキにより、クラス最高のハンドリング、ロードフィール、総合的なドライビング・ダイナミクスを実現している。
ジュニア ヴェローチェは、キャリブレーション・レシオ14.6のステアリングでフィードバックを高め、25mmローダウンしたスポーツ・サスペンションでコーナリングの安定性を向上させ、380mmフロント・ディスクと4ピストン・モノブロック・キャリパーを備えたアップグレードされたブレーキ・システムで卓越したブレーキ性能を実現している。
シンチは、ジュリア クアドリフォリオを「ベスト・パフォーマンス・カー2024」に選出した。シンチのエディトリアル・ディレクターであるサム・シーハン氏は、ジュリアの受賞について次のようにコメントしている。「新型ジュニアが登場した年にジュリア・クアドリフォリオを発表したことは、未来を見据えつつも、アルファロメオの過去のベストを思い起こさせるものだった」と話した。
そして、ホットなヴェローチェ仕様のジュニアを筆頭に、アルファは完全電動クロスオーバーであっても、多くの人に愛されるジュリアのターボチャージャー路線から大きく外れる必要がないことを強調。両車とも、エンスージアスト・ドライバーに繊細なハンドリングを提供しながらも、路面での存在感を放っている。
ジュリア クアドリフォリオは、2.9L 520hpのV6ターボエンジンと、トルク伝達を最適化し、安定性、敏捷性、コーナリングスピードを向上させるためにジュリアGTAから派生した機械式リミテッドスリップディファレンシャルを組み合わせている。
エンジンにアルミニウム、トランスミッションシャフト、ボンネット、スポイラー、サイドスカートにカーボンファイバーなどの超軽量素材を使用し、アクティブ・エアロダイナミクスを採用することで、クラス最高のドライビング・ダイナミクスを実現している。
City AMは、ジュリア クアドリフォリオを「Best New Cars of the Year」に選出し、同紙のモーター・ライターのティム・ピット氏は次のように語っている。「アルファロメオのジュリア クアドリフォリオは誕生から9年が経ち、イタリアの赤ワインのように熟成が進んでいる。ほかのスーパーサルーンが大きく重くなり、不必要なテクノロジーで重くなる中、520馬力、1,650kgのジュリアのシンプルな喜びは、ますます満足感を高めている」と述べた。