シートはモールドの様子から分かる通りレザー張りで、ブラックの仕上げとなっている。このレザーはクライスラー特有の“コリンシアン・レザー”と名付けられたもの。ギリシャのコリント(コリントス)を連想させる名だが、実際は米国内産のレザーであり、このネーミングが指し示すものは虚無でしかなかった。レザーはオプションで、標準のシートはクロス張りであった。 写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、秦 正史 記事にもどる