再版を視野に入れたAMTアーテルの今後を考えるとき、大きいMPC箱は廃止してamt箱になんでも統一しようというわけである。ことの真偽は明らかではないものの、再版を視野に入れたAMTアーテルの戦略を考えるうえで、示唆に富んだ一説である。このキットは単にmpcロゴが付されているのみだが、すでに買収されたのちの製品のため、下部に「THE ERTL COMPANY」の名と、両社における品番が、いかにも応急処置らしい感じで入れられている。これは先のフィエロも同様である。
写真:羽田 洋、畔蒜幸雄、秦 正史