1970年代からテレビのスポーツニュース番組に取り上げられていたドラッグレーシングに対し、NASCARの全国規模での本格的なテレビ進出は1979年のデイトナ500全国中継が契機となった。この高視聴率を受け、NASCARは家庭に視聴層を獲得し、エンターテインメントとしての価値を高めていく。モノグラムはこの流れを見きわめ、まっさらの新金型によって「テレビのヒーロー」を続々とキット化し、新たな需要を開拓した。 写真:秦 正史(ご提供いただいた画像を除く) 記事にもどる