ホットロッド時代の影響を残しつつ、アマチュアにも比較的参入しやすいクラスとして、NHRAにはスポーツマン・クラスが設けられていた。プロストックやファニーカーといったクラスは高度な技術と資金を要し、次第に「企業化」がすすんだことで個人参入が難しくなる一方、エントリークラスは依然として一定の人気を維持していた。しかし、同時に進行したテレビ放送枠の拡大とスポンサーシップの発展により、メディアの注目はプロフェッショナルクラスへと徐々にシフトしていった。 写真:秦 正史(ご提供いただいた画像を除く) 記事にもどる