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昨年は13万人以上の来場者を集めた「レトロモビル」で、DS誕生70周年を祝う!

70年にわたってDSオートモビルが創り上げてきた芸術品、「L’Aventure DS」が厳選した12台のDSの歴史的な特別モデルを鑑賞できる展示

ヨーロッパ随一ともいえるヒストリックカーイベント「レトロモビル」の主導とDSブランドおよびDSブランドの遺産を保護するための団体「L’Aventure DS」の支援により、国立自動車・モビリティ専門学校の「GARAC」はハイドロニューマチック・サスペンションを備えたDSの比類ない快適性をアピールするため、1959年に製作された「DSバルーン」を復活させる。このユニークな展示は、DS誕生70周年を記念するエキシビションの中心となる。

時代を超越したアイコンであるDSは、大胆さとアバンギャルドな精神を体現している。それを証明するのが、レトロモビルで初公開されるブランドの新しいフラッグシップ「N°8」である。レトロモビル2025のパートナーとして、DSオートモビルはこのイベントを、伝説的なDSの70周年を祝う素晴らしい機会だと捉えているという。

毎年、世界中からコレクターや愛好家がパリのポルト・ド・ヴェルサイユに集まるレトロモビル。2024年には13万人以上の来場者を集め、この国際的に有名なイベントに対するフランス国内外からの熱狂的な支持を裏付ける結果となった。

今年、2025年のショーのパートナーであるDSオートモビルは、来場者に大きなサプライズを用意しているという。「DSの70周年を祝うのに、レトロモビルほど象徴的な舞台はありません。このイベントは私たちにとって大切なものであり、できるだけ多くの方々と分かち合えることを嬉しく思います。今日、傑作の域にまで高められた1955年型DSは、旅の芸術を完璧に体現しています。

私たちはこの特別な遺産を大きな誇りをもって受け継いでおり、この遺産が2014年にDSオートモビルを誕生させるきっかけとなりました。私たちのブランドは、芸術、文学、モビリティに対する前衛的な考え方など、フランス文化の豊かさに根ざしています。70年にわたりDSを定義してきたこの精神は、今やDSオートモビルのアイデンティティの中核をなしています」と、DSオートモビルのオリビエ・フランソワCEOは話す。

DSのオーラ:世界的な影響力
1955年10月6日に発表されたDSは、1975年までに145万6,115台が製造された。卓越性の真の象徴であるDSは、何人もの国家元首によって大統領専用車として選ばれてきた。その独創的なハイドロニューマチック・サスペンション技術は、歴史においても重要な役割を果たしている。1962年8月22日、ド・ゴール将軍が「プチ・クラマール事件 (シャルル・ド・ゴール暗殺未遂事件)」から逃れることを可能にしたのである。

技術革新の傑作であり、フランスの”旅の芸術”を体現したDSは、映画にも登場する。アラン・ドロンが出演した『サムライ』(1967年)、スティーブン・スピルバーグ監督の『バック・トゥ・ザ・フューチャー2』(1989年)などの名作映画で輝きを放っている。DSは単なるクルマではなく、芸術作品なのだ。1957年のミラノ・トリエンナーレでインダストリアル・アート賞を受賞。今日、DSはニューヨーク近代美術館(MoMA)の優れたコレクションの一部にもなっている。

DSの特別展示
レトロモビルのホール1の専用スペースでは「展覧会の中の展覧会」ともいうべき、「70年にわたる芸術作品、DS」が開催される。この回顧展は、DSオートモビルとL’Aventure DSの協力のもと、レトロモビルが企画したもので、素晴らしいクルマたちが一堂に会す。エントランスでは、伝説的なDSの70周年を記念し、ブランドの革新性を称えるために、2台の象徴的なモデルが向かい合うという。完全オリジナルの1969年型「DS21 パラス」と、フランスで初めて公開されるN°8だ。

2025 DS N°8は、ルーフとボンネットを覆うエクステンデッド・バイ・トーン・ブラック塗装とアレザン・ブラウン・ナッパ・レザーのインテリアにより、エレガントなクリスタル・パールカラーをまとう。一方DS21は、クリスタル・パールのカラーリング、エクステンデッド・バイトーン・ブラックペイント、豪華なセミ・アニリン・クリオロ・レザーのインテリアで展示される。

さらに、魅力的なDSバルーンを含む、歴史的なDSカーのラインナップも見ることができる。この象徴的なモデルは、1959年に当時シトロエンの広告ディレクターであったクロード・プッシュによってデザインされた。GARACにより忠実に再現され、レトロモビル2025のポスターにも登場するこのアヴァンギャルドな作品へのオマージュとして展示される。

DSバルーンでは、車輪の代わりに4つの巨大な風船を載せた、べっ甲色の「DS19」が展示される。風船は、有名なハイドロニューマチック・サスペンションの球体を象徴しており、クルマが浮いているかのような錯覚を与える。当時、この斬新なアイデアの写真は世界中を駆け巡り、前衛的で時代を超越した芸術作品としてのDSの地位を高めた。

この展示の目玉を中心に、1958年にドゴール将軍の下で首相を務めたミシェル・ドゥブレが使用した1972年製の「DS21 プレステージ」、1961年製の「”ファクトリー” DS19 コンバーチブル」、1962年の「パリ・モーターショー」で展示されたメタリックグレーの「DS19 トーテムポール」などが展示される。

2つの貴重な展示が、会場での没入感を完成させる
カンダハールグレーのスタンドにエレガントに展示された1968年製DS21のフェアリーモデル、幌付きのDS19を模した現代的な彫刻は、ユニークなアルミニウム製で、装飾用ボイラー職人であるアーティスト、フレデリック・ジラールがDSデザイン・スタジオと共同で制作したものだ。

DSレトロモビル展のための特別照明
DS誕生70周年を記念するレトロモビルの展示は、Régis Mathieuの豪華なシャンデリアによって彩られる。ブロンズ職人、修復家、著名なデザイナーであるレジス・マチューは、キネティック・スパイラルで有名な照明コレクションで知られるアンリ・マチューの息子だ。クルマに情熱を注ぐレジスは、レトロモビルの通路に独自の専門知識を持ち込み、DSのロゴに特化したこの展示のために特別な輝きを放っている。

伝説の70年:過去と現在の架け橋、DS
誕生から70年、生産終了から約50年、DSは世界中のコレクターやカーマニアを魅了し続けている。レトロモビルでのオマージュと、フランス初公開となる新型N°8フラッグシップの発表により、DSオートモビルは過去と現在を力強く結びつけている。

自動車業界にとって真のインスピレーションの源であり、20世紀のアヴァンギャルドなアイコンである1955年型DSは、DSオートモビルの女性および男性にとっての羅針盤であり続けています。この特別な遺産を通して、ブランドはその歴史を讃えるだけでなく、フランスの旅の芸術を高めるという野心を表明している。

レトロモビルから持ち帰れるDSの記念品
この特別なイベントで、来場者はDSオートモビルの記念品を手にすることができる。DSブティックでは、1:12スケールで見事に再現された「べっ甲ブロンド」の1959年型DSバルーンと、1:43スケールで限定販売されるスピードフォーム1955年型DS19の2つの新作を含む、DSスケールモデルの限定セレクションを用意。

コレクターやエンスージアスト、あるいは単に美しいオブジェの愛好家のために、2月4日にサプライズ公開がある。展覧会の全貌は、2月4日(火)午後7時から開催されるプレビュー・イブニングでお披露目される。

LE VOLANT web編集部

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