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“ディンゴルフィング エレクトリック”が10周年に。「BMW iX」がモデルアップデートして生産開始

ディンゴルフィングでの生産開始を記念して、BMW iXのモデルアップデートを実施。最大航続距離701kmの電動SAVに

ドイツ南東部のディンゴルフィングのBMWグループ工場において、電気自動車「BMW iX」のモデルアップデートが生産開始を迎えた。2021年から同工場で生産され、世界中で13万台以上が販売されているこの電気自動車のパイオニアは、2025年3月に包括的なアップデートを受け、性能、航続距離、スポーツ性がさらに向上する。

BMW最長の航続距離を誇る電気自動車モデル
新型BMW iXは、最大25%向上した駆動力、大幅に改善された効率性、WLTPサイクルで最大701kmの航続距離[BMW iX xDrive60:WLTP複合(EnVKV)、エネルギー消費量21.9kWh/100km、CO2排出量0g/km、CO2クラスA]を誇る。

このようにBMW iXは、BMWグループのポートフォリオの中で最も長距離走行が可能な電気自動車モデルであり、2025年の年末に”ニュー・クラス”がデビューする前に、BMWにとって最も重要なオール・エレクトリック・モデルとなる。

新型BMW iXはまた、これまで以上にダイナミックなデザインを採用した。今回初めて「Mスポーツ・パッケージ」と「Mスポーツ・プロ・パッケージ」が設定され、内外装ともにスポーティな外観が強調されている。

アークティック・レース・ブルー・メタリック、デューン・グレー・メタリック、カーボン・ブラック・メタリック、BMW Individualフローズン・ディープ・グレー・メタリック、BMW Individualフローズン・ピュアグレー・メタリック、タンザナイト・ブルー・メタリック、スペース・シルバーといった新エクステリア・カラーも用意された。

【写真9枚】さらにパワーアップし、スポーティさを強化した「BMW iX」 

ディンゴルフィングでオール・エレクトリック時代を切り拓く
工場長のクリストフ・シュレーダー氏は「BMW iXは私たちにとって特別なクルマです。4年前に発売されたこのクルマは、この地で多くの未来のテクノロジーへの道を開いたのです。そして私たちの工場における電気自動車時代の幕開けとなったのです」と述べた。

一方、BMW iX、「BMW i7」、そして5シリーズ・セダンとツーリングのオール・エレクトリック・バージョンという合計4つの電気自動車モデルが、5つのプラグイン・ハイブリッド車とともにニーダー・バイエルン工場で生産されている。BMW iXは、ミッドサイズおよびアッパー・クラスのSAVというセグメントにおけるBMW全体のモデル・プログラムにおいて重要な役割を果たしている。

CO2排出量と消費量
BMW iX xDrive45:WLTPコンバインド(EnVKV)、エネルギー消費量21.8kWh/100km、CO2排出量0g/km、CO2クラスA。
BMW iX xDrive60:WLTP総合(EnVKV)、エネルギー消費量21.9kWh/100km、CO2排出量0g/km、CO2クラスA。
BMW iX M70 xDrive:WLTPコンバインド(EnVKV)、エネルギー消費量23.5kWh/100km、CO2排出量0g/km、CO2クラスA。

LE VOLANT web編集部

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