
”史上最強のスカイライン”が蘇る!
様々なヒストリックカー、特に国産旧車のキット化を積極的に続けているハセガワから、またもや感動の新製品アナウンスがなされたのでお伝えしよう。1/24スケール・プラモデルとして2025年8月2日に発売予定の「ニッサン スカイライン 2000ターボRS(R30)前期型 (1983)」である。
【画像10枚】3D CAD画像から傑作キット登場を確信する!
日産スカイラインは1981年のフルモデルチェンジでR30型系へと進化、4気筒モデルと6気筒モデルでボディの違いがなくなり、スタイリング上のアイデンティティであった”サーフィンライン”が消えたのも話題を呼んだが、そのハイライトは何と言ってもDOHCエンジン搭載モデルの復活であろう。デビューから2ヶ月遅れで登場したスポーツグレード、RSである。
RSはスカイラインGT-R以来8年ぶりとなる、DOHC搭載の硬派なモデルだった。このエンジンは直列4気筒16バルブのFJ20で、1990ccの排気量から150psを発揮。1983年2月には2000ターボRSが登場、FJ20にターボチャージャーを組み合わせたFJ20ETは190psを発揮した。さらに、後期型へ移行した後の1984年2月には、FJ20ETにインタークーラーを組み合わせた(205ps)、ターボ・インタークーラーRS/同RS-Xも加わっている。
3D CAD画像を見るだけでもキット発売が待ち遠しい!
今回ハセガワがキット化するのはこのR30型系スカイラインのうち、前期型の2000ターボRSである。人気車だけあって新車当時は様々なメーカーからプラモデル化が行われたR30だが、ハセガワによる最新のキット化には期待に胸が熱くなるのを禁じえない。
今回のアナウンスにあたっては3D CAD画像が公開されているが、いつもながらの徹底的な実車取材が行われていることが窺える。この段階ですでに、文句なしのプロポーションや、再現性の高いインテリアおよびシャシーなど、もはやお馴染みとなった”ハセガワ・スタンダード”とも言うべきハイクオリティな内容となるのが確信できそうだ。
ボディはレッド成型となり、前後ライトのリフレクターやフェンダーミラー鏡面、ドアノブやマフラーカッター、エンブレムなどはメッキパーツで用意される。また、窓の塗り分け用マスクシールもセットされるとのこと。価格は3,520円(税込)、発売時期は2025年8月2日の予定。