
フロントエンドはシャープな「ちょいワル」顔に?
スズキは現在、軽自動車のクロスオーバーSUV『ハスラー』次期型を開発中とみられるが、その最終デザインを大予想した。初代ハスラーは、2014年に発売された。第2世代は6代目「ワゴンR」にも採用されている軽量・高剛性設計のプラットフォーム「HEARTECT」を採用し、2019年から販売されており、これが6年ぶりの世代交代となる。
情報を元に制作した予想CGは、個性的的で、視認性を高めたウインドウデザインを採用、タイヤハウスガードもワイド化されている。フロントエンドでは、ヘッドライトを大型化し吊り目に変更することで、シャープな「ちょいワル」顔デザインに変更。アンダーグリルは両さいどに広げた、ワイド感満載のデザインとなり、アンダーガードも装備するなど予想される。キャビン内では、インフォテイメントディスプレイを大型化し、音声認識にも対応予定だ。
パワートレインのハイライトは、昨年発表した小型車用の新世代の48Vハイブリッドシステム「スーパーエネチャージ」の採用で、汎用性を重視し、多様なエンジンや駆動方式、変速機に設定できるものだ。
注目は先代まで採用されていた12V「エネチャージ」から48Vにアップすることで効率よくパワーが強化されるところだろう。予想されるラインアップは、660cc直列3気筒自然吸気エンジン+48Vマイルドハイブリッド、660cc直列3気筒ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッドのほか、BEVバージョンも導入予定となっている。
また、新開発マイルドハイブリッドの恩恵により、燃費も向上、自然吸気では29km/L、ターボモデルでは25km/Lと大幅なアップも期待できるかもしれない。ハスラー次期型のデビューは、2025年10月〜11月と予想される。