1965年型でのデザイン変更はフロントマスクにとどまらなかった。セダンではグリーンハウス形状に手が入れられており、それまではハードトップ同様わずかに下窄まりの形状が特徴的だったリアピラーが、太く、常識的な形状へと変わったのである。テールレンズも形状が変わっており、それまでは縦長に配置されていたものを横長のレイアウトへと改修、ちょうどS40クラウン後期型のような形となっていた。そのためキットではリアパネルをボディーとは別体とし、年式による作り分けに対処している。
写真:羽田 洋、秦 正史