ニュース&トピックス

【カスタマイズは600万通り以上】710馬力の最強SUV、ダッジ「デュランゴSRTヘルキャット」に新パッケージ「ジェイルブレイク」を導入

チャレンジャー、チャージャーの同パッケージを踏襲

ステランティス傘下のダッジは2025年8月8日、2026年型「デュランゴSRTヘルキャット」に、新たなカスタマイズパッケージ「Jailbreak(ジェイルブレイク)」を設定すると発表した。

【画像19枚】迫力のデュランゴとそのカスタマイズの一端を見る!

従来の注文における制限からの破獄(ジェイルブレイク)

このパッケージは、スーパーチャージャー付き6.2L HEMI V8エンジン搭載のデュランゴSRTヘルキャットに、従来の注文における制限を撤廃し、600万通り以上のカスタマイズの組み合わせを提供しようというもの。これによって、オーナーがより自由に車両をパーソナライズできるようになる訳である。このパッケージは、先行してダッジの「チャレンジャー」および「チャージャー」のSRTモデルに導入されたものを踏襲している。

2026年モデルのデュランゴとチャージャー

購入者は、6種類のホイールオプション、6色の外装色、6色の外装バッジカラー、5色のシートカラーと3つのシート構成、5つのデュアルストライプオプション、4色のブレーキキャリパーカラーとシートベルトカラーから選択できるのである。以下、これについてもうすこし詳しく触れていこう。

ジェイルブレイクのカスタマイズ詳細

●ボディカラーとストライプ

新色の「グリーン・マシーン」を含む6色のボディカラー(他にデストロイヤー・グレー、ダイヤモンド・ブラック、オクタン・レッド、ベイパー・グレー、ホワイト・ナックル)が用意される。これに5種類のデュアルストライプデザインや、新たにオプション設定されたグロスブラック塗装のフードを組み合わせることが可能。

さらに、2023年型チャレンジャーSRTデーモン170で提供されたプログラムに基づき、一部の購入者には「ダッジ・コンシェルジュ」を通じて、ほぼ任意のカラーで車両を塗装する機会も提供される予定だ。

●ホイールとブレーキ

6種類の20インチホイールと、4色(レッド、ブラック、イエロー、オレンジ)のブレンボ製ブレーキキャリパーを組み合わせることができる。ホイールの仕上げには「サテンカーボン」や「ブラスモンキー」などの6種類から選択可能。

ボディカラーやホイールの仕上げ、ブレーキキャリパーの色、エクステリアバッジなどの選択肢により、組み合わせは無数に上る

●外装バッジ

シルバー、レッド、ブラスモンキー、ミッドナイトメタリックのフルエクステリアバッジ、オレンジとイエローのフェンダーバッジの6パターンからチョイス。

●内装の主な選択肢

5人乗りおよび7人乗りにはブラック・ラグナレザー/アルカンターラ。6人乗りにはハンマーヘッドグレー、セピア、またはデモニックレッドのラグナレザー、あるいはエボニーレッドのナッパレザー。シートベルトもカスタマイズメニューに含まれており、ブラック、ハンマーヘッドグレー、レッド、セピアから選択できる。

カーボンファイバートリムには、パーソナライズの内容を裏付ける「Jailbreak」インテリアバッジが刻印される。

販売と通常のSRTヘルキャットについて

デュランゴの米国における販売は好調で、2025年第2四半期の売上は第1四半期と比較して51%増加したという。2026年型デュランゴ SRT ヘルキャット(ジェイルブレイクを含む)の注文受付は8月13日開始、ディーラーへの納車は2025年第4四半期に始まる予定である。

なお、同じく710hpを発生する非ジェイルブレイク仕様のデュランゴ SRT ヘルキャットも、もちろん引き続き販売される。こちらのモデルには、3列シートやパワーサンルーフなどがオプションとして用意されている。

手前のボディカラーがグリーン・マシーン、奥はスカイラー・パープルで、これはラインナップ外の色だが本文にある通りこれも選ぶことができる

【画像19枚】迫力のデュランゴとそのカスタマイズの一端を見る!

注目の記事
注目の記事

RANKING