2029年完成予定
アストン・マーティンは2025年10月23日、Valor Real Estate Development（バロー・リアル・エステート・ディベロップメント）との不動産パートナーシップを発表した。この提携第一弾として、米国・フロリダ州デイトナビーチに高級レジデンス「アストン・マーティン・レジデンス・デイトナビーチ・ショアーズ」を建設、2029年完成予定とのこと。これはデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ近くに位置する18階建てレジデンスで、全86戸の住戸で構成される。
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このゴージャスなプロジェクトの概要は
「アストン・マーティン・レジデンス・デイトナビーチ・ショアーズ」は、サウスアトランティック・アベニュー3411に位置し、建物は18階建て、総面積は約320,000平方フィート（約30,000平方メートル）。居住者は大西洋の眺望を楽しむことができる。
最上階の2フロアはペントハウスフロアで、合計8戸の2層吹き抜け構造の超高級ユニットを配置。全住戸は世界クラスの住宅アメニティが利用可能とされ、複合施設内には高級レストランやベーカリーも含まれる予定だ。またビーチサイドに位置するため、世界的に有名なビーチへの直接アクセスが可能。計画には駐車場2フロアが含まれている。
ちなみに1959年に設立されたデイトナ・インターナショナル・スピードウェイは、NASCARレースにおいて重要な場所であると同時に、デイトナ24時間レースの開催地でもある。この歴史的なトリプルオーバル・トラックは、アストン・マーティンのレースヒストリーとも、多くの重要な関連がある。
2023年、ザ・ハート・オブ・レーシングのアストン・マーティン・ヴァンテージは、第61回ロレックス・デイトナ24時間レースでクラス1-2フィニッシュを飾った。2026年1月には、アストン・マーティンTHORチームのアストン・マーティン・ヴァルキリーが、第64回ロレックス・デイトナ24時間レースで、デイトナデビューを果たす予定でもある。
このプロジェクトは、マイアミや東京・表参道といった前例に続く、アストン・マーティンの不動産ポートフォリオの最新事例であり、これらは同社デザインチームと不動産パートナーとの緊密な協力のもとで進められている。物件には、アストン・マーティンの車両が持つ高度なクラフトマンシップや美意識、最先端技術が反映され、同ブランドならではの世界を表現する、ユニークな生活空間の創出を目指すとしている。
アストン・マーティンのブランド多様化担当ディレクターであるステファノ・サポレッティ氏は、不動産事業をブランドの拡張と位置づけた上で、次のように述べている。
「アストン・マーティンにとって、不動産は、自動車の世界を超えてアストン・マーティンを成長させることを中心とした当社の戦略的ビジョンとシームレスに連携するブランド拡張です。デイトナにおけるバロー・リアル・エステート・ディベロップメントとのこの重要な新しい複数プロジェクトにわたるパートナーシップは、高級で超豪華な生活の機会を求める顧客の需要に応えるために設計されています」
また、アストン・マーティンのチーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏は、デザインチームの役割について次のようにコメントした。「当社の住宅プロジェクトは、デザインチームに、期待以上のものを提供するというユニークな機会を与えてくれます。建築とインテリアは、アストン・マーティンのクラフト、パフォーマンス、美しさにおける経験と専門知識を最大限に表現できる分野です」
パートナー企業についてと今後の展望
提携先であるバロー・リアル・エステート・ディベロップメントは、40年以上の経験を持つ不動産開発企業だ。チームはこれまでに合計10億ドル以上の不動産開発実績を持ち、近年はフロリダの高級住宅デザインに注力している。同社のCEO、モイセス・アガミ氏は、「デイトナビーチ・ショアーズは、フロリダの高級市場で頭角を現しています」とコメント。
さらに「アストン・マーティンの比類なきクラフトマンシップ、精度、超高級なアプローチと提携することで、アストン・マーティン・レジデンス・デイトナビーチ・ショアーズは市場を再定義し、スピードの代名詞である場所におけるオーシャンフロントの生活の新しい基準を打ち立てるでしょう」と付け加えた。
パートナーシップはこのプロジェクトに留まらず、すでにメキシコシティとフロリダ州タンパにおいて、さらなるランドマーク的プロジェクトを検討中だ。
同社およびグルッポ・ボスケ・レアル副総帥のロエン・サラメ氏は「北米での拡大は、当社の複数プロジェクトにわたるパートナーシップの重要な焦点であり続けており、メキシコシティとタンパベイでのさらなるランドマーク開発の機会をアストン・マーティンと共に探求できることに興奮しています」と述べている。
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※この記事は、一部でAI（人工知能）を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
