コラム

愛車は「190E」これ1台。プロモデラー北澤志朗が送る、ヤングタイマー・メルセデスとの「普段使い」生活【メルセデス190E日記】第1回

1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E
1992年式メルセデス・ベンツ190E

私のメルセデス・ベンツ190E

ル・ボランWebでは、様々な記事を様々な執筆者が手掛け、皆さんに楽しんでいただいている。その中でも異彩を放っているのは模型関連の記事であろう。美しく組み立てられ、あるいは大胆な改造を施した作品がどのように出来上がるか、その工程を逐一ご紹介した記事は、幸いとても好評をいただいている。そんな模型制作記事を手掛ける1人である北澤志朗氏は、カーモデラーなら知らない人はいないのではないかと思われるプロモデラーだ。

また北澤氏は、今では稀少なメルセデス・ベンツ190Eを長年愛用していることも、その筋ではよく知られている。Cクラスのルーツたる190シリーズは1982年の登場で、今では立派なヒストリックカー(ヤングタイマー)である。今回から、氏の愛車である190Eと、それとともに歩む生活についてを語っていただくこととなった。まずは、氏による自己紹介・自車紹介からお読みいただこう。(編集部)

【画像7枚】13万km超でもこの美しさ。サッコプレートが懐かしい、92年式「メルセデス・ベンツ190E」のディテール

走行距離は現在13万km超、しかしすこぶる好調

みなさん、こんにちは。北澤志朗です。今回から、長年ともに過ごしてきた愛車との暮らしについて語らせていただくことになりました。よろしくお願いいたします。

まずは簡単に自己紹介を。私は自動車模型専門のプロモデラーをやっています。この「ル・ボランWeb」でも、これまでにポルシェ911ターボやダットサン240Kなど、いくつかのモデルカー製作記を連載してきたので、お見知りおきの方もいらっしゃるかもしれません。私は毎日フルタイムの仕事として自動車の模型を作り、それについての記事を書いています。

仕事だけでなく趣味でも自動車やオートバイなどの模型を作っています。まさに模型作りにどっぷり浸かっている私ですが、生活の中でそれと同じくらい大事なのが、自動車を所有し自分で運転すること。クルマ好きとしてこれだけは譲れません。

……というわけで、ここからは本連載の主役について。私の愛車はメルセデス・ベンツ190E(W201型)、そのラインアップの中で最も標準的な2L 4気筒の190E 2.0です。1992年式の中古車を1999年に約84000km走行という状態で購入し、現在は13万km超ですが、機関の状態はすこぶる良好です。

私が所有するクルマはこれだけ。普段の買い物や家族の送迎、休日のドライブや旅行など、すべて1台でこなしています。ヤングタイマーとはいえ、製造から30数年経過していて、それら全てを問題なくこなせるというのは、考えてみれば驚くべきことです。1980~90年代のメルセデス・ベンツの信頼性の高さを実感させられますね。

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北澤志朗

AUTHOR

カーモデルを中心に模型専門誌で活躍するプロモデラー。実車に対する深い造詣に裏打ちされた作品・解説で幅広く支持を得ている、この道30年以上のベテラン。過去には模型店を経営していたことも。

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