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黒木メイサと名車6台、黄金色の東京を駆ける。新旧ベントレーが共演した「コンボイ・イン・トーキョー」

走らせるベントレー、着こなすベントレー

ベントレーモーターズジャパンは、2025年11月に「Bentley Convoy in Tokyo(ベントレー・コンボイ・イン・トーキョー)」を開催した。 ​

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黒木メイサもベントレーの走りに興奮!

ベントレー・コンボイ・イン・トーキョーは、6台のベントレーが東京の街を優雅に走る特別なドライビング体験であった。参加車両は1928年型ベントレー「4 1/2リッター・ブロワー」や最新モデルのコンチネンタルGTCスピードやコンチネンタル GT アズール、フライングスパー・スピード、などで構成。このイベントは明治神宮外苑いちょう並木で行われ、紅葉の美しい景色の中で実施された。

なかでも話題となったのは、俳優・黒木メイサの登場である。コンチネンタルGTCスピードを運転し、ベントレーの「走る喜び」を体現した黒木メイサのファッションは、「カジュアルにドライブを楽しむ」をテーマにしたスタイルで、ベントレーとの調和を楽しむ姿が印象的だったという。

レザージャケットの着こなしとベントレーの準備が整うとすぐにハンドルを握り、東京の朝の空気へと颯爽と走り出すと、まずはEVモードの走りに「初めてのベントレーはまさにイメージ通り」とコメント。上品な佇まいはそのままに、実際に乗ると驚くほど静かで扱いやすく、胸が高鳴ったと語る。

スポーツモードへ切り替えると、4L V8ツインターボが目を覚まし、静寂から鼓動へ。その切り替わりの鮮やかさこそ、新時代のベントレーが持つ二面性と言えるが、黒木メイサは表情をほころばせ、最後まで走りを味わっていた。

ベントレーの魅力と体験

今回の車両の中でも最古参となったのは1928年型ブロワー付きだが、最高出力175hpのエンジンによって現代のモデルに引けを取らない力強い走りを披露し、観客の注目を集めた。これと対照的に現代のベントレーは、EVモードとスポーツモードの切り替えにより、静寂からダイナミックな走行へと変化。「ドライブが“体験”となることを示した」とのことだ。 ​

第2回ベントレー・コンボイ・イン・トーキョーは2025年12月19日に開催、参加車両にはフライングスパー・スピードやベンテイガなどが含まれる予定である。

【ル・ボラン編集部より】

1928年の「ブロワー」と最新のGTCスピードが銀杏並木で邂逅する。この光景は、創業以来「ル・マンの覇者」と「極上のサルーン」という相反する要素を高度に両立させてきた、ベントレーの哲学そのものだ。記事中で触れられた“静寂からV8の咆哮へ”という変貌は、まさにこのブランドに宿る「ジキルとハイド」のごとき二面性の現代的解釈である。単なるファッションとしての記号ではなく、100年を超える濃密な「走りの系譜」が、東京の路上で鮮やかに証明された瞬間と言えるだろう。

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