情熱のフィナーレ。508万円で手にするアルファ・ロメオの“黄金”比
Stellantisジャパンは2026年1月7日、アルファ・ロメオのコンパクトSUV「ジュニア(JUNIOR)」の限定車、「ジュニア イブリダ インテンサ(JUNIOR Ibrida INTENSA)」を導入した。全国のアルファ・ロメオ正規ディーラーにて同日より販売が開始され、180台の限定車となる。メーカー希望小売価格は508万円(税込)に設定されており、ブランドのDNAを反映した特別な装備を纏った、希少性の高いモデルだ。
【画像9枚】シリーズ有終の美を飾る一台。ボディ同色の「盾」とゴールドが輝く「ジュニア・インテンサ」の全貌
情熱を象徴する「INTENSA」シリーズの完結
車名に冠された「インテンサ(INTENSA)」とは、イタリア語で「強烈な」「情熱的な」「力強い」を意味する言葉だ。アルファ・ロメオはこの名称を、ブランドの情熱を象徴する限定シリーズとして展開してきた。昨年9月に発売された「トナーレ ハイブリッド インテンサ」を皮切りに、「ジュリア」や「ステルヴィオ」にも設定されてきたこのシリーズは、ブランドのDNAを反映した独自の仕様とディテールによって、洗練されたデザインを際立たせ、アルファ・ロメオならではの情熱を表現してきた。

今回の「ジュニア イブリダ インテンサ」の登場をもって、この特別なシリーズは締めくくられることになる。まさにシリーズの最後を飾るにふさわしい、集大成としての特別な一台と言えるだろう。
黒と金のコントラストが魅せるエクステリア
ベースとなるモデルは、アルファ・ロメオの美学を凝縮したコンパクトSUV「ジュニア イブリダ」である。洗練されたイタリアンデザインと先進のハイブリッド技術を融合し、都市での快適性とスポーティな走りを両立することで、日常に情熱的なドライビング体験をもたらすモデルだ。今回の限定車では、その洗練されたフォルムに、グロスブラックを基調としつつゴールドのアクセントを組み合わせた「インテンサ」専用のエクステリアパーツが採用された。

特筆すべきはフロントマスクのデザイン処理である。ビショーネ(蛇)をあしらったプログレッソ・デザインのスクデット(盾型グリル)がボディ同色に仕立てられており、これによって美しいボディラインにさらなる存在感と気品が与えられている。また、足元にはゴールド仕上げが施された18インチのペタリ・アルミホイールが装着され、グロスブラックのボディキットとの鮮烈なコントラストを描き出しながら、特別なモデルであることを主張している。
伝統と職人技が宿るインテリア
インテリアにおいても、限定車ならではの特別な仕立てが施されている。室内はタンカラー(淡い茶色)のアクセントと、高品質なアルカンターラ素材が随所に採用され、クラフトマンシップが息づく上質な空間が演出されている。具体的には、アルカンターラとエコレザーを組み合わせたシートにタンカラーのステッチが施されているほか、同じくタンカラーステッチとオーディオコントローラーを備えたアルカンターラ/レザー仕様のステアリングホイールが装備されている。

さらに、シートやセンターアームレスト、インテリア加飾には「INTENSA」のロゴが刻まれており、オーナーの所有欲を満たす細部にまでこだわった仕上げとなっている。これらの装備は、スポーティでありながらもエレガントな雰囲気を醸し出し、ドライバーを特別な空間へと誘う。
歴史に裏打ちされたブランドの精神
アルファ・ロメオは、1910年にイタリア・ミラノで創業して以来、レーシングカーを起点に革新と情熱を体現したデザインと卓越した走行性能を追求してきた。1925年の世界選手権制覇や1950年のF1初代王者といった数々の栄光が、そのスポーティな精神を物語っている。2025年に発表された「ジュニア」は、そうしたブランドの精神をより身近に感じられる選択肢として加わり、新しい世代や幅広いライフスタイルに応えるモデルとしての役割を担っている。

本限定車のボディカラー展開は2色設定されている。内訳は「トルトーナ ブラック」が100台、「ブレラ レッド/ブラックルーフ」が80台となっており、合計180台の限定販売だ。情熱と革新を原動力に、スポーティネスとエレガンスを融合させたスタイルで心を揺さぶるドライビング体験を提供し続けるアルファ・ロメオ。その最新の表現である「ジュニア イブリダ インテンサ」は、シリーズのフィナーレを飾るにふさわしい輝きを放っている。
【ル・ボラン編集部より】
トナーレ、ジュリア、ステルヴィオと続いてきた「インテンサ」の系譜。シリーズ共通の“勝利”を象徴するゴールドと、伝統のタンカラーを纏った姿は、コンパクトな躯体にブランドの哲学(Victory, Value, Exclusivity)が凝縮されていることを雄弁に物語る。兄貴分たちが築いた「大人の色気」を、もっとも身近なサイズで味わえるのが本作の真価だ。単なるコスメティックな限定車ではない。電動化時代にあっても、アルファ・ロメオの“血中濃度”はいささかも薄まっていないことを、この黒と金のコントラストが主張しているのである。
【画像9枚】シリーズ有終の美を飾る一台。ボディ同色の「盾」とゴールドが輝く「ジュニア・インテンサ」の全貌








