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限定499枚、フェラーリ「499P」を純金に刻む。最新「F80」も描かれた、伊・造幣局の2026年記念コレクション

金銀ともに2026年4月9日発行予定

イタリア財務省および国立印刷局・造幣局は2026年2月9日、ローマで「2026年硬貨コレクション」を発表し、フェラーリのモータースポーツにおける活躍および市販車への技術移転をテーマにした記念硬貨を鋳造することを明らかにした。

【画像9枚】ル・マンの栄光から公道へ。フェラーリの技術と歴史を凝縮したコインのデザインを確認する!

フェラリスタなら見逃せないコレクション

発表されたコレクションのうち、額面100ユーロの金貨には、フェラーリが2023年にFIA世界耐久選手権(WEC)の最高峰クラスへ復帰する際に投入したハイパーカー「499P」がデザインされている。499Pはル・マン24時間レースでの3年連続優勝や、2025年WECでドライバーズ/マニュファクチャラーズ両タイトル獲得といった実績を残している。金貨は同モデルへの敬意を表し499枚限定で発行される。

また、同時に額面6ユーロの銀貨3枚セット(トリプティク)も5000セット限定で発表された。この銀貨セットは、レーシングカーから公道用スポーツカーへの技術移転の系譜をテーマとしており、499Pのほか、スーパーカーの「F80」、ベルリネッタの「296スペチアーレ」が描かれている。

硬貨に描かれたこの3車種の根幹をなすのは、実戦で培われたV6ハイブリッドエンジンの技術である。120度のバンク角を持つ排気量3Lのツインターボエンジンは、499Pにおいて電気モーターとの組み合わせでサーキットへ投入されたのち、市販モデルへと応用された。

2024年登場の、フェラーリ6台目のスーパーカーとなるF80では、内燃機関のみで最高出力900hp(システム総出力1200hp)を発生。そして2025年に発表された「296 GTB」の派生モデルである296スペチアーレでは、モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムにより、総出力880hp(エンジン単体では700hp)を実現している。

これらの記念硬貨は、2026年4月9日よりイタリア国立印刷局・造幣局の公式販売チャネルにて取扱いが開始される。

記念硬貨の主な仕様

【100ユーロ金貨】
デザイン:フェラーリ 499P
素材/重量:金 999.9‰/31.104 g
直径/仕上げ:28 mm/リバースプルーフ
発行枚数:499枚
発行予定日: 2026年6月4日

【6ユーロ銀貨 3枚セット】
デザイン:フェラーリ 499P、F80、296スペチアーレ
素材/重量:銀 999‰/31.104 g
直径/仕上げ:38.61 mm/リバースプルーフ
発行枚数:5000セット
発行予定日:2026年6月4日

【ル・ボラン編集部より】

通貨という不動の価値に、最速の機能美が刻まれる。この硬貨は単なる収集対象ではなく、499Pから市販車へと連なる「120度V6」の系譜に対する、イタリアという国家からの敬意だ。「ピッコロV12」と称される濃密な回転フィールがF80で頂点へ達した今、このコインは技術転用の証左として真価を帯びる。無論、飾るのも一興だが、その輝きの根源はマラネロの「走る実験室」という哲学にこそ宿るのである。

【画像9枚】ル・マンの栄光から公道へ。フェラーリの技術と歴史を凝縮したコインのデザインを確認する!

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。
LE VOLANT web編集部

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