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92歳、マカンで若者を置き去りに。結婚70周年で「人生初のポルシェ」を選んだ夫婦の“現役”ライフ

ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人
ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人
1956年、結婚当時のオードリー夫人とオースチン7
ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人
1956年に結婚したデレク・エバンス氏とオードリー夫人
デレク・エバンス氏とオードリー夫人
デレク・エバンス氏とオードリー夫人
ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人
ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人
ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人
デレク・エバンス氏とオードリー夫人

92歳と94歳、結婚70周年の節目。人生初のポルシェは「愛の証」

多くの人々にとって、結婚の大きな節目は静かな食事や家族の集まりで祝うものだ。しかし、2026年のバレンタインデーにポルシェが紹介した英国のある夫婦は、一味違う選択をした。結婚70周年という、金婚式(50年)やダイヤモンド婚式(60年)をも超える「プラチナ婚式」を迎えた90代の二人が記念すべき日に選んだのは、人生初となるポルシェの購入だったのである。92歳の夫と94歳の妻が、長い年月を経てたどり着いたスポーツカーライフ。その情熱と若々しいエピソードは、多くの自動車ファンの心を掴むに違いない。

【画像10枚】1950年代に撮影されたオースチン7から最新のマカンへ。結婚70周年を迎えた夫婦の「愛車遍歴」と納車の瞬間を見る

冒険心に年齢制限なし。快適さと刺激を両立する「マカン」という解答

英国ドーセット州に住む92歳のデレク・エバンス氏と94歳のオードリー夫人は、結婚70周年を記念してポルシェ・センター・ボーンマスにて「マカン」の納車を受けた。選ばれたボディカラーは「クレヨン」。デレク氏は自身の性格について「冒険心が強い」と語り、オードリー夫人も笑顔でそれに同意する。夫人は「私たちは暴走族(ボーイ・レーサー)ではありませんが、パワーと快適さを楽しむことは大好きです」と述べ、マカンを選んだ理由を明かした。

1956年、結婚当時のオードリー夫人とオースチン7

1956年、結婚当時のオードリー夫人とオースチン7

二人のカーライフの原点は1950年代に遡る。デレク氏は父親のフォード8で運転を学び、新婚当時の愛車はオースチン7であった。それから70年、数多くのクルマを乗り継いできた二人が、ついにポルシェのオーナーとなった。

デレク氏は以前からポルシェに憧れを抱いており、「なぜ今なのか?」という問いに対し、「ずっと欲しかったのです。今買わない理由はありません」と語っている。また、ポルシェを所有することには独特の雰囲気があり、「素晴らしいクラブの一員になったような気分」だとその喜びを表現した。

ハンググライダーからステアリングへ。枯れることを知らない92歳のドライビングプレジャー

この夫婦の非凡さは、単に高齢でポルシェを購入したことだけではない。元銀行支店長のデレク氏は、かつて英国のハンググライダー界の発展に貢献し、世界選手権優勝チームのマネージャーを務め、故エリザベス女王に謁見した経験も持つ人物だ。現在も週2回のパーソナルトレーニングや、ノーザン・ソウル・ダンスに熱中するなど、そのエネルギーは衰えを知らない。

デレク・エバンス氏とオードリー夫人

その活気は運転にも表れているようだ。娘のルイーズさんによれば、デレク氏はステアリングホイールにあるドライブモード切り替えダイヤルがお気に入りで、信号待ちからの発進では地元の19歳の若者たちを置き去りにしているという。ポルシェならではの走行性能を存分に楽しんでいる様子がうかがえる。デレク氏自身もマカンの走りについて「コーナーを抜ける感覚が素晴らしい」と評価しつつ、「どこまでも走り続けられるような、絶対的な安心感がある」と、その安全性にも太鼓判を押している。

磁石のように惹かれ合う二人。視線はすでに「フル電動スポーツカー」の未来へ

楽しみながらマカンの走行距離を重ねている二人だが、すでに視線は未来に向いている。次に欲しいクルマを問われると、デレク氏は迷わず電気自動車の「タイカン」を挙げた。以前、地元のディーラーから911を借りた際、自宅に来た配達ドライバーが驚きのあまり顎が外れそうになったというエピソードを楽しそうに語るデレク氏にとって、新しいテクノロジーへの関心は尽きないようだ。

ポルシェ・マカンを愛車に選んだ、デレク・エバンス氏とオードリー夫人

70年という長きにわたり幸せな結婚生活を続けてきた秘訣について、デレク氏は「高校物理のようなものです」と答える。「磁石と同じで、同じ極同士は反発し、反対の極は引き合うのです」と語る通り、性格は異なるが興味を共有し、笑いの絶えない関係性が二人を結びつけている。マカンを楽しむ姿勢は、まさに二人の人生そのものを映し出しているといえるだろう。

【ル・ボラン編集部より】

90代でのポルシェデビュー、それもマカンとは恐れ入る。だが、この選択は理に適っている。マカンは「SUVの皮を被ったスポーツカー」と評されるように、快適な移動を約束しつつ、ステアリングを握れば911の系譜を感じさせる、芯のある走りが宿っているからだ。モード切り替えを楽しむデレク氏の姿は、ポルシェが標榜する「走る歓び」に年齢制限がないことを雄弁に物語る。次はEVのタイカンを狙うというその進取の気性こそ、ポルシェ乗りたる資質なのかもしれない。

【画像10枚】1950年代に撮影されたオースチン7から最新のマカンへ。結婚70周年を迎えた夫婦の「愛車遍歴」と納車の瞬間を見る

※この記事は、一部でAI(人工知能)を資料の翻訳・整理、および作文の補助として活用し、当編集部が独自の視点と経験に基づき加筆・修正したものです。最終的な編集責任は当編集部にあります。

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