グローバルキャンペーンを映画と同時に展開
メルセデス・ベンツの高級車ブランドであるメルセデス・マイバッハは2026年3月27日、20世紀スタジオによる映画『プラダを着た悪魔2(原題:The Devil Wears Prada 2)』とのコラボレーションを発表した。同作中にメルセデス・マイバッハの車両が登場するだけでなく、同年4月30日予定(日本では5月1日)の同作劇場公開に合わせ、グローバルキャンペーン「The Art of Arrival」が展開される。
“悪魔”の愛車としてメルセデス・マイバッハSクラスが登場
『プラダを着た悪魔2』は、タイトルが示す通り2006年の映画『プラダを着た悪魔』の続編だが、前作でもメルセデス・ベンツ Sクラスが劇中に登場し、オートクチュールの世界における権力や威信を表現する役割を担った。今回の続編では、メルセデス・マイバッハ Sクラスが劇中のファッション誌編集長ミランダ・プリーストリーの愛車として登場し、権威やラグジュアリーの象徴として描かれているという。
また劇中ではメルセデス・マイバッハのモデルだけでなく、Sクラス、GLE、電動Gクラス、Vクラス、スプリンターなど、多数のメルセデス・ベンツ車両が各シーンを彩ることとなる。
両者のコラボレーションによるグローバルキャンペーン「The Art of Arrival(到達というアート)」は、2026年3月27日より世界的にスタートしている。キャンペーン名には「真の強さは細部に表れる」という信念が込められており、メルセデス・マイバッハと映画との共通点を表現している。
プロモーションでは専用のCMやキービジュアルが展開されるほか、プレミアイベント等に向けて映画をテーマにカスタマイズされたワンオフモデル(MANUFAKTUR仕様のメルセデス・マイバッハ Sクラス)も製作されている。
関係者からのコメント
今回の取り組みについて、メルセデス・ベンツAGのデジタル&コミュニケーションズおよびインベスター・リレーションズ責任者であるクリスティーナ・シェンク氏は、次のように述べている。
「『プラダを着た悪魔2』は、私たちのメルセデス・マイバッハ Sクラスにとって完璧な舞台です。20年の時を経て、このクルマがスタイリッシュかつ中心的な位置に配置されることで、映画の帰還を祝うことができます。洗練されたデザインと妥協のない卓越性により、メルセデス・マイバッハは、映画の登場人物たちも体現している自信に満ちたエレガンスを反映しています。美しいクルマは時代を超越し、決して流行遅れになることはありません」
また、20世紀スタジオの親会社であるディズニーの、パートナーシップ・プロモーション等に関するEVP、ライル・ブライヤー氏も期待を寄せる。
「『プラダを着た悪魔2』では、極めて特別な登場が重要になります。妥協のないクラフトマンシップと時代を超越したラグジュアリーが融合するブランドであるメルセデス・マイバッハと協力できることを、大変嬉しく思います」
待望の続編となる映画『プラダを着た悪魔2』
映画『プラダを着た悪魔2』は前述の通り、特定の世代に絶大な影響をもたらした、2006年のヒット作の続編である。メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、スタンリー・トゥッチといったオリジナルキャストはむろん、デヴィッド・フランケル監督や脚本家のアライン・ブロッシュ・マッケンナ、撮影のフロリアン・バルハウスや音楽のセオドア・シャピロ、美術のジェス・ゴンクールなどのスタッフも再集結。
ストーリーは、ファッション誌「ランウェイ」を舞台にした物語が再び展開され、新たなキャラクターも多数登場する(ケネス・ブラナーやルーシー・リュー、レディ・ガガ、ジャスティン・セローらが出演)。米国などでの劇場公開日は2026年4月30日とされている(日本での公開は5月1日)。
【ル・ボラン編集部より】
前作のSクラスから本作でのマイバッハへの昇格は、単なる権威の誇張ではない。目まぐるしくトレンドが消費されるファッションの世界において、究極のショーファードリブンが提供する圧倒的な静粛性と快適性は、外界のノイズを完全に遮断する繭(まゆ)の役割を果たす。かつて『ル・ボラン』本誌の試乗でも「早く確実に、安全に移動する」という根底の哲学が評価されたが、ミランダにとってこのクルマは、移ろいやすい流行の対極にある「普遍的な重力」の象徴なのだ。最先端を追う者が、最も保守的で重厚な空間を欲するという矛盾にこそ大人の審美眼が宿る。









