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「100%EV化されたラグジュアリーブランド」に生まれ変わる新生ジャガーにとって初の量産モデルとなる「タイプ01」がニューヨークで2026年10月6日(現地時間)、ワールドプレミアを飾った。
これに先立ってジャガー・ランドローバー・グループ本社が建つイギリス・ゲイドンで行われたタイプ01のワークショップに参加してきたので、その模様をリポートしよう。
今回のワークショップでは、偽装が取り払われたタイプ01の「生の姿」を目の当たりにするとともに、デザイナーやエンジニアなどからタイプ01の詳細について詳しい説明を受けたが、そこで強く印象に残ったことが2点ある。ひとつは「ジャガーの伝統に対するリスペクト」であり、もうひとつは「走りへのこだわり」だった。
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ロングノーズと流麗なショルダーラインに宿る「ジャガーの伝統」
では、タイプ01のどんなところに「伝統に対するリスペクト」が感じられたのか。まずはこの点から説明したい。
新生ジャガーの方向性を示すコンセプトカー「タイプ00」のワークショップが同じゲイドンで開催されたのは、およそ2年前のこと。私はこのイベントにも参加したが、記憶している限り、会場に歴代ジャガーの展示はなかった。しかし、今回は社内にXK120やXJクーペなどをディスプレイし、ジャガー・ヘリテイジを尊重する姿勢が感じられたのである。
タイプ01のデザイン・プレゼンテーションのなかでも歴代モデルは登場。ジャガー・ブランド初のモデルであるSS100やXK120、さらにはエンツォ・フェラーリをして「世界でもっとも美しいクルマ」と言わしめたEタイプがいずれもロングノーズを採用しており、その伝統がタイプ01にも受け継がれたことを暗示する映像が紹介された。
確かにロングノーズがジャガーの伝統だったことは事実だが、このプロポーションはフロントエンジンのハイパフォーマンスカーにとって必然的な帰結であり、ジャガー固有のデザインとは言いがたい側面がある。
けれども、ロングノーズと並んでショルダーラインがボディの前後で緩やかに下降する点が紹介されると、俄然、歴代ジャガーとの近似性が感じられるようになった。
率直に申し上げれば、歴代ジャガーのデザインに共通性を見つけるのは難しい。事実、デザインチームのメンバーも「タイプ01では特定のモデルを参照するのではなく、より幅広くジャガーの伝統を受け継ぐデザインとした」という主旨の発言をしていたが、ロングノーズとショルダーラインが前後で下降するデザインはXK120、Eタイプ、そしてXJクーペなどでも採用されていた。そしてそれらとの関連性がプレゼンテーションのなかで示されたこと自体が、デザインチームが伝統へのリスペクトを抱いている明白な証拠だと思う。
ジャガー史上最強スペックを操るための異常なまでの「走りへのこだわり」
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