街乗りでカッコ良く、なおかつダートレースで優勝も果たす！
コックピットはMOMOのステアリング、BRIDEのバケットシートで完全武装。6点式ロールバーも装着済み。
北海道札幌市でジムニーを中心としたパーツ販売やデモカー製作を手がけるエン・カーズ。今回紹介するのは、「街乗りでカッコ良く、オフロードでも速く快適に走れる」をコンセプトに、エン・カーズの豊富なノウハウを惜しみなく注ぎ込んだJB23（アイキャッチの写真左）である。
FOXのショック、水平を保つためにアップブラケットを噛ませたラテラルロッドで足もしなやかに動く。
驚かされるのは、このクルマが最初から「デモカー」として製作されたものではなく、顧客が購入した1台に、要望に応じて少しずつパーツを組み込み、最終的にはダートレースで優勝まで果たしてしまったマシンであるという事実だ。
ボディは、エン・カーズのトレードマークでもあるゴールドとブラックのツートンカラーで精悍にまとめ、足回りはFOXのパフォーマーシリーズ＋JUPの225コイル、オリジナルのMOリンクキットで、柔軟かつしなやかに動く足を実現している。
トレーリングアームはオリジナルのMOリンク（ゴールド仕様）。その動きの良さは数々のレースで実証済みだ。
エンジンにはハイブリッジファースト系のパーツを惜しみなく組み込むことで、瞬発力やトルクを抜かりなくアップ。バンパー等のエクステリアもクールなデザインのものでまとめられ、ジムニー好きならずとも振り返ってしまうような、抜群にカッコいい1台に仕上がっている。
エン・カーズでは、代表自らがハンドルを握り、数多くのレースに参戦してきた。
タイヤはYOKOHAMAのワイルド・トラクション。RAYSのブラックホイールとのマッチングも完璧だ。
「ご要望に合わせて、レースで速く、街乗りも快適にこなすジムニーを製作します。気軽にお声がけください」と代表の北村氏。2018年春から新たにスタートした北海道限定のレースイベント「ノース・ジムニー・トライアル」も、合わせて注目していきたい。
エンジンにはハイブリッジファースト系のパーツを組み込み、低回転から高速域まで気持ち良く回るユニットに進化している。
ジムニー天国2019より転載
