「レクサス・セーフティ・システム+」が進化
レクサスはミドルSUVの「NX」を一部改良、全国のレクサス店を通じて5月6日より発売を開始する。消費税込みの車両本体価格は、ハイブリッドモデルの「NX300h」が5,057,345~5,977,309円。2Lガソリンターボを搭載する「NX300」が4,604,727~5,345,018円。
NXは「プレミアム・アーバン・スポーツギア」をコンセプトとして2014年にデビュー。以来、若年層を中心に全世界で好評を博し「RX」とともにレクサスの中核モデルとしてグローバル販売を牽引してきた。
今回の一部改良では、予防安全パッケージ「レクサス・セーフティ・システム+」の各機能を進化。事故防止や交通事故死傷者のさらなる低減と、ドライバーの負担軽減を目指した。
具体的には、単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」や自動車専用道路などにおいてレーダークルーズコントロール使用時に同一車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」、カメラで主要な道路標識を読み取りメーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」、さらに先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」が搭載された。
またコーナリング中、アクセルを踏み込んだ際に発生しやすいアンダーステアを抑制する「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を全車に標準設定。優れた旋回性能と、高い車両安定性を実現している。
ボディカラーでは、赤土のような重厚感と日差しで際立つ発色により深みと鮮やかさを両立させた「ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング」を新たにオプション設定。内装色には、「”バージョン L”」に採用したブラック&アクセントサンフレアブラウンのほか「”Fスポーツ”」専用にブラック&アクセントマスタードイエローを新設定している。