新デザインのフロントグリルを採用。前後ライトも一新
4月16日、BMWグループはフェイスリフトを受けた新型「MINIクラブマン」を発表した。
外観では、フロントグリルのデザインを一新したほか、マトリックス機能付きのLEDヘッドランプ、ドライビングライト付きのLEDフォグランプ、ユニオンジャックデザインのLEDリヤコンビーネーションランプの採用も新型の特色だ。軽合金ホイールのデザインも一新された。
ボディカラーには、新たにインディアン・サマーレッド・メタリックとブリティッシュ・レーシンググリーン・メタリックを設定。カスタマイズプログラムの「MINI Yours」ではエニグマティック・ブラック・メタリックも設定されている。ルーフやドアミラーカバーはブラックとホワイト、シルバーから選べる。
インテリアでは6スピーカーとUSBソケットを標準装備しているほか、Bluetooth接続機能、インテリジェントエマージェンシーコールへの対応が可能となっている。オプションのコネクテッド・ナビゲーションやコネクテッド・ナビゲーション・プラスを利用すれば、リアルタイムの交通情報データやパーソナルコンシェルジュサービス、インターネットプラットフォーム「MINI Online」などが利用可能だ。
グレードはガソリン車が「ONE」、「クーパー」、「クーパーS」、「クーパーSオール4」、ディーゼル車が「ONE D」、「クーパーD」、「クーパーSD」、「クーパーSDオール4」と、それぞれ4機種をラインナップ。
各グレードに搭載するエンジンは従来型を踏襲するが、トランスミッションは6速MTに変えて7速デュアルクラッチが新たに用意された点が新しい。8速ATは従来どおり選択可能だ。
オプション設定されたスポーツサスペンションは、標準車より車高が10mmローダウンするとともにスポーティな走りをさらに引き出せるセッティングが施されている。