衝突安全性能評価は「フォレスター」と「クラウン」、予防安全性能評価は「アルファード/ヴェルファイア」に
国土交通省と独立行政法人、自動車事故対策機構(NASVA)が実施しているJNCAP(自動車アセスメント)の2018年度は衝突安全性能評価で11車種(乗用車8車種、軽自動車3車種)を、予防安全性能性能評価では21車種(乗用車17車種、軽自動車4車種)を評価。それぞれで最高得点をマークしたモデルに「衝突安全性能評価大賞」と「予防安全性能評価大賞」が与えられた。
まず、衝突安全性能評価では11車種中の8車種が最高評価となる「ファイブスター(5つ星)」を獲得しているが、この中で最高得点をマークしたのは「スバル・フォレスター」と「トヨタ・クラウン」。いずれも100点満点中の96.5点を獲得、同点ということで2車の大賞受賞となった。
一方、事故を未然に防ぐ技術を評価する予防安全性能評価は今回から高齢運転者で頻発している急発進・急加速の事故および夜間に多い歩行者事故の対策として「ペダル踏み間違い時加速抑制」や「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ(夜間街灯あり)などの評価を追加。21車種中で15車種が最高評価となる「ASV+++(トリプルプラス)」を獲得した。こちらは126点満点での評価となるが「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」が満点を獲得。堂々の大賞受賞となった。
独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA) http://www.nasva.go.jp/mamoru/index.html