エクステリアは一層アグレッシブなものにアップデート!
アウディは、昨年から今年春にかけて主力モデルである「A4」ファミリーのアップデートに着手している。すでに「A4/A4アバント」や「A4オールロードクワトロ」、「S4/S4アバント」は発表済みだが、その最後のワンピースとなる最強モデル、「RS4アバント」のプロトタイプをカメラが捉えた。
これまでで一番の近接撮影に成功した開発車両は、若干下へ移動されたハニカムメッシュのワイドなグリルやエアガイドを備えるコーナーベンチレーションが確認。また、リヤエンドは再設計されたバンパーやアグレッシブなディフューザーを装備。さらに変更されたテールライトグラフィックや新デザインの大径アロイホイールなどでスポーツテイストに磨きがかかっていることもわかる。
インテリアについては、ダッシュボード中央に最新世代の10.1インチタッチスクリーンを搭載したMMI(マルチ・メディア・インターフェース)タッチディスプレイを装備。あわせて最新の音声認識技術を導入し、日常会話程度の言葉を理解するインターフェイスが導入されるはずだ。
一方、搭載するパワーユニットはキャリーオーバーされる可能性が高い。2.9L V型6気筒ツインターボの最高出力は450ps、最大トルク600Nmを発揮。8速ATとフルタイム4WDシステムのクワトロが組み合わされる。そのワールドプレミアは、最速で9月のフランクフルト・ショーとなるようだ。