ベースモデルに準じたアップデートで2020年デビューへ
すでにアウディはベースとなる「A5スポーツバック」のアップデートを終えているが、その頂点に君臨する「RS5スポーツバック」の次期モデルが初めてカメラに捉えられた。現行RS5スポーツバックは2019年2月にデビューしたばかり。それだけに、手が加えられるポイントは内外装が中心となりそうだ。
キャッチしたプロトタイプの前後にはカモフラージュが施されていたが、ベースモデルに準じたモディファイが施される。次期型ではLEDグラフィックを持つヘッドライトやテールライト、再設計されたワイドグリルやエアインテーク、前後バンパーが装備されるはずだ。インテリアではタブレットタイプのMMIインフォテイメントシステム、最新のソフトウェアがインストールされた10.1インチタッチスクリーンなどの採用が予想されている。
現行型のパワートレインは、2.9L V型6気筒ツインターボ+8速ATという組み合わせで最高出力は450psを発揮する。次期型でもそれが継承される模様だが、何らかの形でCO2排出量は削減されるという。そのワールドプレミアだが、アップデート版のベースモデルが発表されて間もない一方で現行型が今年のデビューという状況だけに、2020年内というのが順当だろう。