その中身は「スープラ」よりスリリングに?
現在、トヨタは2ドアスポーツ「86」の次期型を開発していると見られているがそれに向けて「チーム86」が結成されていることが明らかになった。
これは同社のチーフエンジニアである多田哲哉氏が、オーストラリア誌から受けたインタビューから判明したもの。また、同氏は「目標は、A90型スープラより運転しやすくスリリングであること。スープラを超える新しい86に期待して欲しい」と語っている。
そのパワーユニットは、現行モデルの2Lから新開発の2.4Lに排気量を拡大。最高出力は240psへ向上すると予想されている。また、新たな情報では現行スバルで採用が始まっている「SGP」(スバル・グローバル・プラットフォーム)がFR駆動に対応できないため、マツダ製「FRプラットフォーム」が採用される可能性があるという。マツダから兄弟モデルが登場するとは考えられないが、実に興味深い話ともいえるだろう。
今回は現段階の情報をもとにエクステリアの予想CGを作成してみたが、ヘッドライトは左右を繋げたシャープな造形としコーナーエアインテークには躍動的な2本のフィンを装備。ボンネットからリヤへは張り出し感を強調したデザインなどを組み合わせてみた。気になるワールドプレミアだが、最速でも2021年後半となる模様だ。