ブランド創立30周年を勝利で飾れるか
6月9日、アキュラは100周年を迎えるパイクスピークでNSXを北米レースレビューさせると発表した。レース本戦は6月26日に開催され、2台の新型NSXが投入される予定となっている。
2台のNSXはそれぞれTA1クラスとTA2クラスに参戦し、ドライバーは同社の北米エンジニアリングチームに所属するジェームズとニックのロビンソン兄弟が務める。またアキュラは昨年同レースのエキシビジョンクラスで優勝した、電気モーター4基のSH-AWDパワートレインを採用するプロトタイプカーも、エレクトリック・モディファイ・クラスに出場させるとのことだ。
アキュラ・ディビジョンのゼネラルマネージャーを務めるジョン・イケダ副社長は、「パイクスピークスは世界でも類をみないユニークなレースで、製品のパワーとパフォーマンスをご覧いただく絶好の機会です。NSXと私たちの先進的なパワートレインの耐久性と技術力をテストできることを、楽しみにしています」とコメントしている。
アキュラブランドは今年で発足から30年を迎える。その記念すべき年を、ブランドを代表する新たなフラッグシップカーの勝利で祝うことができるのか。朗報を期待したい。