パワートレインは前後にモーターを配したピュアEVのみの設定?
ボルボは現在、旗艦SUVである「XC90」の次世モデル開発に着手している模様だが、そのデビュー1〜2年後に新たなプレミアムSUVを発売する可能性が浮上した。最新情報によると、車名は「XC 100」という説が有力。ボディ形態はクーペとのクロスオーバーSUVで、仮想敵は「メルセデス・ベンツGLEクーペ」、「BMW X6」、「アウディQ8」だという。
外誌によると、このXC 100はボルボ最新のSPA2アーキテクチャーを採用。パワートレインはガソリン、ハイブリッド、EVなどをラインアップするXC90とは異なりピュアEVのみの設定。前後アクスルにモーターを配して駆動は4WDになる。
そのエクステリアは、2014年に公開された「XCクーペ・コンセプト」にインスパイアされた仕立て。コンパクトなグリーンハウスで、スポーティなキャラクターを演出する。ボルボは先日、ルミナ―社のライダーを採用した半自動運転技術を発表しているが、もちろんこのXC100に採用。シャシー回りも、走行条件に応じて4つのモードが与えられた高度な電子制御システムが搭載される。予想される価格は80,000USドル(約864万円)からで、XC90より36,000USドル(約380万円)ほど高い設定からになるという。そのワールドプレミアは2023年、発売は2024年との説が有力だ。