2018年シーズンから実戦投入予定
BMWは2018年シーズンに向けたモータースポーツ専用車として、「M4 GT4」を販売すると発表。スタイリングスケッチを先行公開した。
GT4カテゴリーはアマチュアレーサーが中心のFIA GTレースの最下位クラスのカテゴリー。BMWはこのクラスのレース専用マシンを販売することで、モータースポーツ参加者の増加を促すとともに、モータースポーツ分野でのさらなる成長を目指す。
M4 GT4は従来のE92型M3 GT4の後継を担うマシン。431psを発揮する直6ツインターボエンジンは、電子制御システムを含めて市販型のM4クーペと共通するものの、カーボン製のドアを採用するほか、フロントスプリッターやリアウイング、レーシングエキゾーストシステムを装備している。シートやブレーキ、ペダルボックスはM6 GT3で採用されたアイテムが用いられ、カーボン製ボンネットはM4 GTSと同仕様になるという。
現在開発を進めているM4 GT4は、2016年の終わり頃からテストが始まり、2017年の後半にはカスタマーに提供される。実戦投入は2018年シーズンからが可能となるようで、2018年1月のドバイ24時間レースで、その姿を見ることができそうだ。