次期「トヨタGR86」のワールドプレミアは新型コロナウイルスの影響で2021年5月以降に?
スバルはトヨタと共同開発する2ドアスポーツクーペ、「BRZ」の新型をすでに公開済みだが、このほどトヨタ版となる次期「86」のものとパテント画像がオーストラリア特許庁から流出した。
今回、スウェーデンのエージェント経由で入手した画像はBRZより拡大されスクエア基調になったメッシュのフロントグリル、バンパー左右のL 字型トリムに備わるタイトなコーナーエアインテークといった独自の造形が判明。現行型よりBRZとの明確な差別化が図られている模様で、フロントマスクには「GRヤリス」を彷彿とさせるテイストもプラスされるようだ。また、グリル右上にはバッジを組み込むためのスロットようなものが確認できることから、新型ではここに“GR”のエンブレムを装着して車名が「GR86」とされる可能性が高い。
そのハードウェアは、基本的に先行して発表された新型BRZと同じ。パワーユニットは2.4L水平対向4気筒自然吸気で最高出力が230ps、最大トルクは250Nmを発揮する。組み合わせるトランスミッションは6速MT、または6速ATで、次期型では絶対的な速さに加えレスポンスなどにも磨きが掛けられているという。そのワールドプレミアは当初2021年初旬と伝えられていたが、新型コロナウイルスの影響で延期、5月以降となりそうだ。