100%前輪駆動にもなる新4WDシステム搭載
アウディ ジャパンはA4アバントをベースとしたプレミアムクロスオーバーの「A4 オールロード・クワトロ」をフルモデルチェンジし、9月6日より発売した。税込車両本体価格は658万円である。
A4 オールロード・クワトロは、2010年に初代が日本で発売されて以来、ミッドサイズクラスでは唯一、オールラウンドなキャラクターを備えたプレミアムクロスオーバーとして、独自のポジションを築いてきた。2代目となる新型は、コンセプトを継承しつつデザインとメカニズムをドラスティックに刷新した。さらに、インテリジェントなアシスタンスシステムやアウディ コネクトなどの新しいテクノロジーを投入した点も新しい。
パワートレインは252ps/370Nmを発揮する2.0リッター直4ターボに7速DCT(Sトロニック)を組み合わせ、クワトロシステムを介して4輪を駆動する。先代比で90kg軽量化された1680kgの車重も奏功し、JC08モード燃費は、従来型から約9%の向上となる14.6km/Lと発表された。
クワトロシステムは、100%前輪駆動での走行も許容する新開発の「ウルトラ テクノロジー」をはじめて導入し、走行状況に応じたインテリジェントな4WD制御を実現。この点も新型の大きな特色だ。
A4アバントより30mm高められた最低地上高は170mmを確保。軽度なラフロードまでなら本格SUVに劣らない性能を発揮する。また、アウディ ドライブセレクトには新たにオフロードモードが追加され、悪路でのドライブがより快適になっている。
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