米国では約386万円で販売予定
ゼネラルモーターズは9月13日、2017年モデルのボルトEVを発表した。米国では今年の年末までに発売が開始されるこのモデルは、コンパクトな5ドアハッチバックボディのピュアEVだ。
最大の特徴は航続距離の長さ。一度の満充電で走れる距離は米国環境保護庁(EPA)基準で238マイル(383km)になったというのだ。この距離は最大のライバルとなるであろう、日産リーフの107マイルの倍以上となる数値である。
詳細なスペックは明らかにされていないが、ゼネラルモーターズは、この新型ボルトEVの登場によって、コンパクトセグメントにおける電気自動車の勢力図が大きく変わるとしている。
なお米国市場での販売価格は3万7500ドル(約386万円)以下になり、最大で7500ドルの連邦税控除が受けられるという。
EVの世界では今後、航続距離競争がさらに激化していきそうだ。